sirius7の憂鬱

sirius7という中3です。ブログ歴5年くらいです。存在を忘れてた。

宇宙のシミュレーターでいろいろやってみた! Ep2 太陽系

こんにちは! sirius7です!

前回(見方によっては前々回)Universe Sandbox²というシミュレーターで地球と月の距離を遠くしました。その続きとして今回は、太陽系でいろいろやってみたいと思います!

 

宇宙のシミュレーターでいろいろやってみた! シリーズ前回の記事はこちら>

sirius7.hatenablog.com

 

 

 

準備

これが、Universe Sandbox²の太陽系です。

 

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線は天体の軌跡を表している

 

そして、これが  -太陽系唯一の恒星-  太陽です。

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光が眩しいほど鮮明に描かれている

 

それでは、早速シミュレーションしましょう!

 

太陽がもしもブラックホールだったら

ブラックホールは、超強力な重力故に宇宙最速の光(秒速約32万Km)でさえ一度落ちたら戻ってこれません。太陽系の中心である太陽をこんなブラックホールにしてしまったらどうなってしまうのでしょうか?

 

太陽と同質量のブラックホールの場合

ブラックホールが太陽と同じ質量だったらどうなるでしょう?

これがその太陽系です。

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楕円やカクカクはその天体のこの時点の軌道(軌跡ではない)

太陽が光を発しないブラックホールになってしまったため、とても暗いです。

そのせいでだんだん、地球が寒くなってきました(地球が照らされているのは設定のせいであり、ブラックホールが光っているわけではない)。

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この時点で平均気温が8℃

北極付近の氷河が広がってきましたね‥‥。

やはりみんな凍えてしまうのでしょうか‥‥。

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この時点で平均気温は-35℃

地球上の全ての陸地が凍ってしまいましたぁ‥‥。ガクガクブルブル‥‥

でも、熱伝導性が陸より低い海や大きな湖(カスピ海)はほとんど凍っていませんね。

謎の声「あっ、海に潜り込めば生きれるかも!」

sirius7「そんな簡単にはいかないんじゃn(殴」

謎の声「簡単にできるし!」

 

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この時点で平均気温-80℃

とか言い合っている間に地球はどんどん冷えていき、全球凍結してしまいました‥‥。

謎の声「あれ?」

sirius7「ほら、言った通りじゃないか」

謎の声「そんな事、ないっすけど?」

どっちにしろ人間は住めなさそうです‥‥。

ただ、太陽系の天体の軌道は変わりません。つまり、太陽質量のブラックホールはいくら重力が強くても軌道に影響しないということになります。

 

100倍太陽質量のブラックホールの場合

では、100倍太陽質量の場合はどうなるのでしょうか?

 

謎の声「また、キンキンに冷えちゃうのは嫌だな」

sirius7「そだねー

 

中心を100倍太陽質量にしてから約1日。地球はブラックホールのすぐそこまで落ちて来てしまいました。

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どんどん100倍太陽質量ブラックホールに向かう地球(青線が地球の軌跡)

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100倍太陽質量ブラックホールを公転する水星、金星、地球(それぞれ白線、薄い橙色的な線、青線)

ななななんと、その公転周期は23.9時間!=約1日!

謎の声「おぉ、超たくさん誕生日プレゼントもらえるじゃん!!!!」

sirius7「そもそも君の誕生日なんてあるの?」

謎の声「お前に殺されたときじゃ!

    詳細はこちら>

 」    

sirius7「ブログを荒らすな!」

謎の声「僕を作ったのは誰かなぁ~」

sirius7「‥‥」

 

とか話している間に、ななななんと、100倍太陽質量ブラックホール系から金星がサヨナラしてしまいました!!!!!

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画面中央の2本の直線のうち長い方が金星の軌跡(外側に向かっている)

謎の声「もうこんな100倍太陽質量ブラックホール系はやってらんねぇて思ったんじゃない」

sirius7「君みたいに短気な金星はすぐに飛び出していったんd(殴」

 

と殴り合っている間に、ななななんと、100倍太陽質量ブラックホール系から水星がサヨナラしてしまいました!!!!

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写真中央の2本の直線のうち短い方が水星の軌跡(外側へ向かっている)

sirius7「たった1ヶ月で2つも飛び出しいったてね」

謎の声「めっちゃ不安定な星系だな」

sirius7「そだねー

謎の声「すごい速さで振り回されて引っ張られるのもたまったもんじゃないからな」

sirius7「君みたいに短気なのは宇宙にたくさんいr(殴」

謎の声「ところで地球はどうなったんだろ‥‥.。 そろそろ全休凍結したかな」

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この時点で平均気温2900℃ 表面が赤熱している

sirius7「見ているだけで暑いわ!」

謎の声「表面がマグマにおおわれている」

sirius7「始めから予想していたけど超大きな潮汐力の差でこうなったんじゃないの?」

謎の声「うん、そだねー (内心:何言ってんだこいつ。潮汐力とかわかんねえ)」

 

僕が言っているのは、一番、100倍太陽質量ブラックホールに近づいた時にブラックホールに向いている方は向いていない方よりもとてもひきつけられて、遠ざかった時に全体的にひきつけられなくなるから、星全体が伸び縮みしてその摩擦熱でこんなに暑くなっているんじゃないかということ。

球体(遠い)→楕円(近い)→球体(遠い)→楕円(近い)→球体(遠い)‥‥‥‥

要するに、中心はほとんど動かないのに周りがゴムのように伸び縮みして摩擦熱が発せられるということです(わかりにくかったらごめんなさい)。

 

そして、

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青丸の中が地球(とその破片)で引き裂かれている


真ん中の青っぽい線が地球の軌跡で、その先端に地球があります。その周りに高温の破片がいくつもあり、地球が見えません。

 

謎の声「もう、ダメだな」

sirius7「この時点で平均気温5000℃はあるからね」

謎の声「降り立ったら、燃える」

sirius7「いや、炭化水素が高温で分解され一瞬で炭になってそして、すぐに蒸発する」

謎の声「じゃ、無理だな」

sirius7「そだねー

 

その間にも、地球はどんどん破壊されていきます。

そして、

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ついに地球がはじき出された(画面中央の天体が地球)

ブラックホールによる遠心力が地球を超高速にしています。

 

謎の声「地球も怒ったんだろ」

sirius7「でも、君よりはすぐに怒らなかったから君よりは短気じゃないn(殴」

 

その時の地球の拡大図はこちら。

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この時点で平均気温6600℃

太陽よりも高温になっています。どんどん蒸発していきます。

 

謎の声「もう、ガス惑星だ」

sirius7「組成的には違うけど」


こんな感じで、 あーだこーだ言っている間に地球はなくなりました(悲)。

その後の100倍太陽質量ブラックホール系は、こんな感じです。

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天王星海王星はやっと1回公転した

 

ブラックホールによって太陽系は破滅しましたね。

 

謎の声「今頃、水星はどこにいるんだろう?」

sirius7「え~と、ブラックホールから27.0光年先を光速の11%でつっきているよ」

謎の声「27.0光年て何Km?」

sirius7「約267300000000000Kmだね(1光年を9900000000000Kmとしたとき)」

謎の声「やば!  で、光速の11%って?」

sirius7「時速約126720000Kmだね(光速を秒速320000Kmとしたとき)」

謎の声「それって‥‥‥‥」

sirius7「日本を約0.00002367秒で端から端まで行ける(日本を3000Kmとしたとき)」

謎の声「すご!  水星、神じゃん!」

sirius7「いや、これはブラックホールのせいだから、ブラックホールに感心して」

謎の声「うん。ブラックホールすご~(棒読み)」

 

 で、生き残った惑星は5つで、火星、木星土星天王星海王星となります。

もしかしたら、火星も数万年後にバイバイするかもしれません。

 

まとめ

・太陽質量と同じ場合は太陽系は成り立つが、放射エネルギーがないため凍る

・100倍になるだけで太陽系は破滅する

・100倍太陽質量ブラックホールでバイバイしたのは水星、金星

・地球は100倍太陽質量ブラックホールによって蒸発した

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!!!

次回もよろしくお願いします!!!!

 

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