グッピー 超過密水槽ににならないために&過密水槽にしてしまった場合の対処法 ~sirius7の憂鬱~
こんにちは! sirius7です!
今回は、グッピー飼育でよくある、グッピーが繁殖しすぎて水槽が超過密状態になってしまう事について書きます。
・まだ、超過密水槽になっていない方
まだ、超過密水槽になっていない方に超過密水槽にならないような飼育方法を提案します。
・グッピーの繁殖の頻度を下げる
グッピーが増えすぎるということは、その分だけ繁殖しているということになります。
根本的に考えて繁殖させなければ超過密水槽になることはないということになります。
それには以下の方法があります。
・雌雄別水槽
オスメスを別々の水槽に移した場合に繁殖することは、まずありえないですよね。
そうすれば、稚魚も産まれず、超過密水槽になることはありませんが、注意点があります。
1つ目に、グッピーは非常に繫殖力が強く、オスとの1回の交尾で約3回出産出来ると言われています。
つまり、もともと雌雄混泳だった時に交尾して、雌雄別々にした後に3回出産する事があり得るという事です。
その際に、ほっとけば稚魚が大きく成長してしまい、その水槽がまた、雌雄混泳に戻ってしまいます。
稚魚の頃に(約生後1ヶ月半)雌雄別々にしておいた方がいいでしょう。
稚魚の性別見分け方についてはこちらの記事>
2つ目の問題点に、オスとメスを全て分ける手間がかかるという事です。
もう、過密化が少し進んでいる水槽ならばすんごく分けるのに手間がかかると思います。
3つ目の問題点に、水槽を2台置くスペースと、水槽の管理に必要な用具のコストがかかるという所です。
そこで、もともとの水槽を水を通す金網などで分けて、そこにオスメス別々で入れるという方法もあります。
しかし、スペースが当然1/2になりますから(スペースとは、泳げる範囲のこと)、グッピーにストレスがたまりやすいです。
・水替えの工夫
グッピーは、水質の変化で繫殖をしやすくなったりします。
そこで、水質の変化をなるべく小さくすれば繁殖の回数が減るという事になります。
グッピーは、水温が低くなると刺激されて繫殖を行いやすくなり、結果稚魚が産まれます。
ある程度、水温を水槽と同じにして、水替えの量を減らして、回数を減らせば良いということになります。
しかし、水替えを怠りすぎると、グッピーがドンドン死んでいきますから、注意が必要です。
また、この方法では、完全に繫殖をなくすことはできません。(少なくすることはできます)
・稚魚の生存率を下げる
稚魚が少し食べられてしまいますが、メリットがいくつもあります。
方法として、稚魚を隔離せずにそのまま水槽で泳がせるという方法です。
隠れ家(あまり置きすぎないこと!!!!)と水草を3~6本植えておけば、数匹程度生き残ります。
稚魚は多少捕食されてしまいますが、強くて泳ぎが速くて健康なグッピーが生き残ります。
そうすれば、水槽内の病気も減るし、その子供、孫‥‥ と強いグッピーが産まれやすくなります。(いわゆる品種改良)
僕は、この方法を採用していておススメです。
・超過密水槽になってしまった方
超過密水槽になってしまった方に、対処法について提案します。
ただし、そこらへんの川や田んぼ、池、湖などに放流してはいけません!!!!
その土地の生態系を壊してしまう恐れがあるからです。
グッピーにとっても最悪なのに、さらにその土地をダメにするなんて‥‥。
・グッピーを譲る(引き取ってもらう)
グッピーを譲ることも方法の一つとして挙げられます。
・友人&知人に譲る
友人や知人にグッピーを譲ることも方法の一つとして考えられます。
友人や知人に譲る際は、育て方や飼育での注意点を伝えてください。
また、比較的綺麗で丈夫(健康)なグッピーを譲るようにして下さい。
友人や知人が超過密水槽になってしまい、グッピーが戻ってくるなんてことがないように注意点をよく伝えた方がいいでしょう。
・ショップに引き取ってもらう
これは、最終手段として使った方が良いでしょう。
ショップに引き取ってもらった後にそのグッピーがどうなるかはわかりません。
商品価値があるほどきれいなグッピーだと売られるかもしれませんが、肉食魚の生き餌となったり殺処分される可能性もあります。
引き取ってもらう=飼育権を廃棄する
ということになるので、そのグッピーの未来については口出し出来ません。
グッピーにとっても大変かわいそうなので最終手段です。
・天国に引き取ってもらう
いわゆる、「殺処分」です。
最終手段の中の最終手段というところでしょうか。
本当にグッピーにとっては最悪でしょう。
注意点として、(これに限りませんが)死体はそこらへんに埋めてはいけません。
グッピーは、もともと日本に居なかった生き物です。
日本に居ない細菌やウイルスが存在する可能性があり、それが土壌で増殖して、その土地(日本)が汚染されてしまう可能性があるからです。
・経過観察する
そのまま、ほっとくということです。
これも案外効果があって、グッピーが寿命(1年程度)で死んで、水槽がスカスカになる方法です。
グッピーが数回に分けて産まれたとすると、数回、寿命で一気に死んでスカスカになります。
(同じ時に産まれたなら、同じ時に寿命が尽きる)
そこで、
・稚魚の生存率を下げる
の時に紹介したやり方で稚魚の生存率を下げれば、超過密水槽にもうなることはないでしょう。
しかし、1~2年程時間がかかるのが欠点です。
でも、試してみる価値はあると思います。
まとめ
・超過密水槽にならないようにする対策はいくつかある
・超過密水槽になってしまっても対処法はいくつかある
・稚魚の生存率を下げる方法がおススメ
最後までお読みいただきありがとうございました!!!!
次回もよろしくお願いします!!!!
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